損害防止事業
NOSAIは今、損害を未然に防ぐ活動にも積極的に取り組んでいます。
-「災害を補償する」から「災害を防止する」へ-
災害が起こったとき、損害を正しく評価して共済金を支払うというのが、NOSAIの本来的な機能といえますが、被害を未然に防ぐ損害防止活動もNOSAIの大きな役割として位置付けられています。
NOSAIでは、災害を未然に防止し、あるいは被害を軽減するため、病害虫防除の支援や家畜飼養管理相談など経営のお手伝いを積極的に展開してきました。
たとえば、水稲では県の防除所と一体となって病害虫発生予察調査を行い、防除が必要か否かについての助言や、必要な場合は、無人ヘリコプター防除や地上防除のお手伝いをしています。
また、水田や畑、園芸施設内の土壌サンプルを採取し、土質・成分分析を行って、営農の改善に向けて支援しているNOSAIも県内各地でみられます。
畜産関係では、臨床検査機器を整備して血液検査や飼料給与診断などに基づき、飼養管理の指導を行っています。