組合長挨拶
- お知らせ
組合長理事
小林 正司
組合員・農業者の皆さまには、日頃より農業保険事業に対しましてご理解とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。
昨年は3月16日、震度6強の地震が再び本県を襲い、建物などに大きな被害をもたらしました。
地震への備えを、改めて考える機会となりました。
7月以降は東北・北陸・九州などで線状降水帯や大雨の被害が起き、竜巻とみられる突風被害も確認され、全国的に災害が多い年でした。
福島県内の気象は、5月下旬から6月上旬に、中通り地方を中心に降ひょう・突風が吹きました。露地野菜や果樹を中心に被害が発生し、ひょう害としては1980(昭和55)年に次ぐ大きな被害が発生しました。
また、8月上旬には会津地方北部で記録的な大雨が降り、農作物や農地、園芸用施設などに被害が発生しました。
被災された皆さまに対しまして、心からお見舞いを申し上げます。
損害評価員の皆さまには、的確な損害評価にご尽力いただき、共済金の早期支払いにご協力を賜りましたこと、心より感謝を申し上げます。
新型コロナウイルス感染症は、幾多の感染の波を乗り越え、感染防止の取組み、科学的知見の積み重ねを経て、ウィズコロナに向けた新たな段階へ移行しつつあります。
組合といたしまして、災害による収入減少、コロナ禍に関連する収入減少、米価等の下落にも対応する収入保険による補てん、つなぎ融資。また各種共済金の早期支払いなど、全力で取り組んでまいります。
今後も、無保険者を作らないこと、農業者の皆様に『備えの種をまく』という意識を職員一人一人が持ち、普及推進に努めてまいります。
本組合は昨年4月、業務経費の抑制と効率化を図る目的で、9支所から4支所へと組織体制を見直し、役員定数の削減も行いました。今後も広報紙やホームページによる情報発信も含め、農業者に寄り添い経営安定のサポート役となるよう、役職員一丸となって頑張ってまいります。
今後とも、NOSAIへのご理解とご協力をお願い申し上げます。