令和2年産水稲・麦の掛金率及び単位当たり共済金額について
- お知らせ
令和2年産水稲・麦の掛金率及び単位当たり共済金額について一覧表を掲載いたします。
令和2年産水稲・麦の掛金率及び単位当たり共済金額について一覧表を掲載いたします。
謹賀新年 令和2年 年頭のごあいさつ 組合長理事 佐瀬 初彦 |
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収入保険制度2年目。 安心して営農を続けていただくために、 私たちができること。 |
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明けましておめでとうございます。 令和2年の年頭に当たり、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。 日頃より農業保険事業に対しましてご理解とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。 昨年10月の台風19号では、県内が大きな被害を受けました。被災された皆様に対しまして心からお見舞いを申し上げます。 私は昨年6月の組合役員改選で組合長に選任され、半年が経過いたしましたが、これまで、副組合長時代を含め、役員として農業保険事業の運営に携わってまいりました。 今後もこれまで以上に農家の皆さまに寄り添い、農業経営安定のサポートに全力を尽くすとともに、効率的な事業運営に取り組んでまいる所存です。 さて、昨年の気象は、春先から温暖と寒冷を大きく繰り返す気候が続き、いくつもの大型台風が日本に襲来しました。特に本県では、台風19号や10月下旬の豪雨災害により各地で河川が氾濫し、冠水、土砂災害、断水、停電など、甚大な被害が発生しました。農業共済事業でも多数の被害申告があり、被害状況の把握は緊急を要しました。損害評価員の皆様をはじめ関係者の方々には、自ら被災された方もおられる中で、迅速・的確な損害評価にご尽力いただき、共済金の早期支払いにご協力いただきましたこと心より感謝を申し上げます。 また、収入保険制度は2年目を迎え、農業者の方々のご要望にお応えし、掛金の安いタイプの設定や加入手続きの簡素化、「つなぎ資金」の迅速な対応など、みなさまのニーズに合わせて改善が図られております。昨年の大きな災害では、収入保険独自のつなぎ資金を利用された方から『助かった』とのお声が届いております。激甚災害に対応するためには収入保険が欠かせないものと、改めて実感いたしております。 今年はいよいよ、東京2020オリンピックが開催されます。本県は、野球、ソフトボールの試合会場で、国内外から多くの選手や応援団をお迎えすることになります。県産農産物のおいしさと食の安全性を、より多くの方に知っていただき、風評被害が完全に払拭されることを真に祈ります。 |
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組合長理事
佐 瀬 初 彦 副組合長理事兼地区担当理事 地区担当理事 理 事 代表監事 監 事 参 事 外 職員一同 |
令和2年1月1日から適用する危険段階別共済掛金率について一覧表を掲載いたします。
家畜共済 診療費の一部負担について |
令和2年1月1日から共済掛金期間が始まる疾病傷害共済は、診療費の1割を組合員が負担することになります。
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※共済組合は病傷事故診断書について、形式審査と内容審査を行い、損害額を認定します。 |
果樹共済の加入申込み時期です ~万が一の災害に備えましょう~ |
令和2年産果樹共済(りんご、ぶどう、なし、もも、かき)の加入申込み時期となりました。近年、大型の台風や干ばつなど、これまでとは異なる災害が毎年発生し、「天災は忘れたころにやってくる」ではなく、「天災は常にやってくる」ものになっています。また、自然災害以外にも病虫害、鳥獣害も毎年発生しています。これらの被害に備えるためにも、この機会にNOSAIの果樹共済をぜひご検討ください。 |
減収総合短縮方式は減収総合一般方式(花芽の形成期から翌年の収穫期まで)と比べて、補償期間が短い分、掛金が安くなります。
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被災された方へ NOSAIと国が損害を補償・支援します |
昨年の台風19号は県内に大雨をもたらし、河川の氾濫や土砂災害、強風による被害などが発生しました。被災された皆様に対しまして心よりお見舞いを申し上げます。 |
台風による大雨で、田畑では農産物やハウス、果樹、農機具などが流失・冠水しました。また、収穫後の農産物が倉庫の浸水により被災するなど、農業関連も甚大な被害を受けました。NOSAIでは、農業共済と収入保険の両制度で農家の皆様の経営を守ります。 |
農業共済制度による補償 |
組合員の方が収穫前の水稲や麦、大豆、果樹、家畜、園芸施設、建物、農機具などに被害を受けられた場合は、被害申告をしていただきます。NOSAIでは損害評価を行い、被害額を算定して共済金をお支払いします。
県内の被害状況 |
収入保険制度による補償 |
昨年1年間の収入が確定し、確定申告が終了してから保険金の算定を行います。期間中、収入が減少するような事象が発生した場合は、事故発生の通知をお願いしています。
●年度をまたぐ農産物・周年栽培の果樹、継続加入で2年間にわたり補償 |
国の支援策 |
国は、昨年の台風など一連の豪雨・暴風災害に対し、被災者の事業再建に向けた経済的支援をしています。10月の台風19号に関しては、新たな支援策も追加されました。その主な内容は次のとおりです。
【稲作の営農再開、作付の継続】 ・大規模な浸水を受けた稲作の継続 【停電の影響による被害からの早期営農再開】 【浸水被害を受けた果樹園の早期復旧】 経営面積の大部分が改植となる場合 ●改植を逃れた園地でも 【農業用機械や畜舎の再建、修繕、再取得】 【被災したハウスの撤去】 |
国の支援を受けるためには、農業保険(収入保険や農業共済)に加入していることが要件になっているものもあります。また、農業保険に加入することで、助成額が高くなる支援策もあります。これからも農業経営安定のために、農業保険に加入しましょう!
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稲わらやごみが、収穫前の稲を覆いました (2019年10月13日、いわせ石川支所管内) |
強風で倒壊したハウス (同10月15日、会津支所管内) |
台風19号で冠水した大豆の圃場を見回り調査する役員 (同10月18日、相馬支所管内) |
災害救助法適用地域の「収入保険」保険料納付期限延長について
福島県は、台風19号の甚大な被害により災害救助法の適用を受けました。(北塩原村、西会津町、湯川村、昭和村を除く福島県全域)
「収入保険」では、適用地域に住所がある方の保険料納付期限を3ケ月間延長することにしました。すでに、農業共済(家畜、園芸施設、建物、農機具)では被災組合員の復旧へ向けた支援の一環として、掛金の払込み期限延長措置が実施されています。
詳しくはこちらをご覧ください。
家畜共済 死亡・廃用事故の補償に対する 新たな事故除外引受方式がはじまりました |
家畜共済事業の死亡廃用共済では、共済事故の補償を限定することで共済掛金の負担額を少なくすることができます。 7月1日より事故除外に新たな項目が追加され、これまで以上に幅広い選択肢の中から自分の経営に合った加入方式が選択できるようになりました。【表1】 なお、廃用事故に該当するものは、各々の条件を満たす場合です。【表2】 |
収入保険に加入しませんか? 〜加入申請を受付中です〜 |
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令和2年を保険期間とする加入申請が始まっています。 収入保険はあらゆる収入減少に対応した、国の新しい公的保険です。近年増加している大規模な災害や、市場価格の下落等、農業者個々では防ぐことのできない要因をカバーします。 また、みなさまからのご要望にお応えして、保険料が安いタイプの追加など、よりご加入いただきやすくなっておりますので、この機会にぜひご加入ください。 |
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収入保険にご加入できる方は… ご加入できるのは青色申告を行っている農業者(個人・法人)です。 加入を迷っている方はぜひお近くのNOSAIまでご一報ください。職員が収入保険のご説明や、おすすめのプランをご提示します。 その際に青色申告決算書等の農産物の販売収入が分かる書類があれば、詳細な試算が可能です。(おおよその金額でも試算できます。) ご加入中のみなさまへ |
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これまで果樹共済に加入していましたが、市場価格の下落も補償してもらえる収入保険が経営安定の支えになると思い、加入しました。 |
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水稲専業で約12ヘクタール作付していますが、年齢的にいつまで経営できるかわからないので、収入保険制度のスタートと共に積極的に加入しました。 ■安心で安定した生活を送るために 安心で安定した生活を送る上で、経済的安定は最も大切です。農業は収穫を終えた後でないと収入がわからない不安定な職業ですが、収入保険はそれを支えてくれる良い制度だと思います。農業が安定した職業になれば、後継者不足の解消にもつながっていくのではないでしょうか。 ■補償割合がアップ 水稲の共済に限れば、現存の1筆制度は最大でも7割の補償ですが、収入保険制度は積立金まで含めれば8割以上の補償があります。 ■病気やケガへの補償も魅力 今までは自然災害のみであった補償が、高齢農家最大のリスクである病気やケガ、事故等の災害にも対応できるようになったという点が魅力です。 まだスタートしたばかりの制度で期待ばかりですが、それに充分応えてほしいと思います。 |
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今まで共済とはお付き合いがなかったのですが、職員から収入保険の説明を聞いて、加入を決めました。 ■出荷市場の動向へも対応 最近、全国的に想定もできないような豪雨など、異常気象による災害が多発していることで、成育や収穫等への影響や出荷市場の動向に不安な時がありました。また、市場に出荷される花の種類の量がだぶついてしまい、生産調整のため丹精込めて育てた花を廃棄しなくてはならないこともありました。その対策として収入保険は良いものだと思いました。 ■新たな挑戦への支え 特に花き栽培には、収入保険のようにさまざまなリスク対応が盛り込まれた補償制度がないため、経営の安定につながるこの保険は安心して農作業に専念できるとともに、新たな品目に挑戦していく支えにもなります。 ■不慮の病気やけがにも心強い 花き栽培を始めて約40年。昔は父親ら家族5人で経営していた栽培も、今は夫婦2人です。年齢的に体調面で何かあったときが心配でしたが、それも収入保険で補償してもらえるので、安心できるようになりました。 |
福島県農業共済組合(NOSAI福島)
〒960-8031
福島県福島市栄町6番6号
ユニックスビル6F